PENTAX K-5の連写とISO感度

PENTAX K-5の連写は、最高約7コマ秒でRAW(PEF)約8コマまでとなっていますが、ISO感度を上げると、4コマくらいで連写が止まる現象があったので、色々と試してみました。

記録形式はRAW(PEF)で、画像処理に時間が掛る可能性があるレンズ補正・各種NR・D-Range・AF・AE等は全てoffにして、Mモードでレンズキャップをして、色々な感度で試してみました。ISOの段数は1/3で試しています。

  • ISO100~ISO1250までは、バッファがある限りRAW(PEF)の場合は8~9コマまでストレス無く連写します。
  • ISO1600~ISO3200までは、バッファフルになる直前の1枚だけが、一瞬だけ遅れてシャッターが切れます。
  • ISO4000~ISO5000までは、ISO1600~ISO3200までと同じく、バッファフルになる直前の1枚だけが、遅れてシャッターが切れます。ISO1600~ISO3200までよりは遅れが長い。
  • ISO6400以上は4~5コマ連写で止まり、それ以上の枚数の連写はかなり時間が掛ります。

ISO感度で連写可能コマ数が変動するので、ユーザーが設定できないノイズ処理でもやっているのでしょうか?

連写を多用する撮影には、ISO感度はISO100~ISO5000の範囲で設定するのがいいでしょう。それ以上の感度を設定すると、連写が続かなくストレスが貯まると思います。

K-5の画像は立体感がよく出る。
縮小の写真なのでわかりにくいかもしれないが、オリジナル写真を見ると、2枚目の写真なんかドーベルマンの前足が画面(写真)から飛び出ているような錯覚を起こします。

静岡県函南町平井 バークパークにて

ABOUTこの記事をかいた人

ドッグフォトグラファー 八木橋 一男  神奈川・静岡・山梨での犬と泊まれる宿での犬の撮影を経て、飛行犬グループに加入。これまで、約4,000頭の犬を撮影。’14年BS日テレ「わんニャン倶楽部」’15年日テレ「シューイチ」に出演。