ホタルの多重露出

昨日も伊豆冷川にホタルを撮影に行きました。
6月7日に行った時よりは、ホタルが少なかったです。
養魚センターのご主人によると、雨が降った次の日が増えるとの事。
上の写真をクリックすると、サイズが大きくなるので、もうちょっとホタルが見えると思います。

私が撮りたいホタルの写真のイメージは、薄暗い風景をバックにホタルが乱舞してる写真です。
こんな写真は一回のシャッターじゃ撮れないので、何回もシャッターを切って多重露出(露光)にします。

まず、明るいうちにカメラと三脚をセットして、構図とピントを合わせます。(カメラと三脚は最後まで固定)
暗くなりだしたら、バック用の写真を撮ります。明るさが違う写真を数枚撮るといいかも。
暗くなってホタルが乱舞しだしたら、何枚もシャッターを切ります。

前エントリーで作ったタイマーレリーズは快適~ 🙂
シャッタースピード10秒で30枚写真を撮りましたが、一回ボタンを押すと自動で最後まで撮影してくれます。
いままでは、数10分カメラに張付いてなければいけなかったのですが、その時間が退屈でしょうがなかった・・
これからは、寝ててもOK! :hammer:

istDSには、多重露出(露光)機能が無いために、グラフィックソフトでの処理となります。

PhotoShop CSの場合は、各レイヤーに重ねたい写真を並べて、レイヤー効果の描画モードを比較(明)にします。

Fireworks MX 2004の場合も同じく、比較(明)を選びます。

両方のソフト共、その後レイヤーを統合すれば出来上がりです。
PhotoShop Elementsでも、同様な事はできるようです。
グラフィックソフトでの多重露出のやりかたは、色々あって奥が深いですが、花火やホタルなどバックが暗い場合は、この方法が最適だと思います。

ここのホタルは、来週がピークの予想なので、来週に向けて修行をしなければ・・

4 件のコメント

  • はじめまして。ふゆっきです。
    こんにちは、デジタルの多重露出のやり方、
    興味深く読みました。
    こういう撮影法って、撮影現場で、
    ソフトウェアの処理にあたりをつけて、
    臨機応変に対処しなければならず、
    銀塩とはまた、別の感覚が要りそうですね。
    僕も、フォトショップを頭に叩き込んで日々精進です。
    ところで、この多重露出法。
    一枚で長時間露出するよりも、ノイズ分散されて、綺麗になりそうなきがしますが。
    その辺は、如何でしたでしょうか?

    また、覗かせて頂きます。m(_ _)m

  • >ふゆっきさん
    こんにちわ。
    そうですね、この多重露出ではホタルが飛びそうな場所を予想してカメラをセットしなければなりません。
    自然の生き物なので、その辺が難しいですね。
    ノイズに関しては、どうなんだろ? 🙄
    あらかじめ、ノイズが目立たないISO感度で撮影してるために考えた事が無かったですね。
    ノイズに関しても、意識しながらやって行こうかなと思います。

  • こんばんは。

    自然の生き物は、難しそう。
    僕は、あまり扱ったことがないです。
    ペット本の取材くらいで。
    ペットは、自然じゃないですね(汗)

    天体撮ってる人のページとか見ていると、
    何枚が合成してノイズ消すみたいなことしてました。
    RAWの段階でダーク画像から処理したり。
    まだまだ、いろんな撮影法が出てきそうですね。
    僕も、これを参考にいろいろ実験してみます。

  • >ふゆっきさん
    天体の方はノイズとの戦いのようですね
    天体のRAW現像ソフトを使ってみた事があるのですが、何枚か重ねるような処理がありました。
    ちょっと専門的過ぎて、何のためかまでは覚えていませんが・・ 🙄

  • ABOUTこの記事をかいた人

    ドッグフォトグラファー 八木橋 一男  神奈川・静岡・山梨での犬と泊まれる宿での犬の撮影を経て、飛行犬グループに加入。これまで、約4,000頭の犬を撮影。’14年BS日テレ「わんニャン倶楽部」’15年日テレ「シューイチ」に出演。