istDSでタイマー&インターバル撮影を可能にする

ここ数日のホタル撮影や夜景を撮影してると、長時間シャッターを切った後のノイズリダクションタイムが長く、待つのがつらいです。
銀塩カメラだとサクサク撮れるのですが、デジタルカメラ特有の悩みですね。
そんな時は、レリーズタイマースイッチを使えば良いのですが、*istDSのオプションには、タイマースイッチがありません・・ 🙁

電子レリーズなんて簡単な構造なので、改造してしまえと改造することにしました。
タイマースイッチは各社出してるようですが、多機能なキヤノンのTC-80N3を改造する事にしました。

TC-80N3は、キヤノンの高級カメラ用のスイッチなのですが、webで検索してみると、EOS-kiss-D用に改造してる方がいるようです。
EOS-kiss-Dに使えるなら、istDやistDSにも使えるはず。 😎

*istDSは、2.5mmのミニステレオピンジャックで、TC-80N3は特殊な専用ジャックが付いてます。
専用ジャックを2.5mmのミニステレオピンジャックに、端子を変えるだけの簡単な改造です。
2.5mmのミニステレオピンジャックって、あるようでなかなか売ってないですね。
今回は前のエントリーで報告した、キヤノンのRS60-E3の端子を使いました。

まずは、テスターを使って配線状況を調べます。

上の写真の番号同士をつなげばいいようです。

TC-80N3のブッシュに、RS60-E3のケーブルを通すも、穴が小さかったためにドリルで穴を大きくする。

無事にブッシュの交換ができました。 🙂

ハンダを使って、ケーブルごと交換。
プリント基板はケースから出した方が良いです。
ケースに入れたままハンダやってると、ケースを溶かします。

これで完成! :pint:
とても簡単に出来ます。 🙂
完成後のテストも、無事に問題なく動作しました。

TC-80N3は、セルフタイマーの長さ・インターバルタイム・バルブシャッターの時間・枚数を組み合わせて使えるので、とても便利です。

例えば、60秒のバルブタイムで20枚連続で撮影したい場合。
バルブタイム60秒入力、インターバルはノイズリダクションの時間+メモリーカード書込み時間で80秒を入力、撮影枚数に20枚を入力してSTARTボタンを押せば、後は自動撮影が終わるまで待つだけです。 🙂
バルブタイムを入力できるだけでも御の字なのに、これは使えます!

ABOUTこの記事をかいた人

ドッグフォトグラファー 八木橋 一男  神奈川・静岡・山梨での犬と泊まれる宿での犬の撮影を経て、飛行犬グループに加入。これまで、約4,000頭の犬を撮影。’14年BS日テレ「わんニャン倶楽部」’15年日テレ「シューイチ」に出演。