犬の流し撮り

犬の流し撮り 1/180秒シャッタースピード 1/180秒

犬の流し撮り 1/90秒シャッタースピード 1/90秒

走ってる犬を撮るときは躍動感が欲しいので、ほとんど1/250~1/90秒くらいのシャッタースピードで流し撮りをしています。かれこれ4年くらい撮り続けていますが、いまだに歩留まりが上がらない。
犬をフレームに入れ続ける技術、状況に応じたシャッタースピードなどノウハウは、始めた頃よりは身につけていますが、運の要素が一番大きいので苦労します。

犬の体は各所がランダムな動きをします。せめて頭(顔)は静止させたいが、上下にブレやすい。何枚も何枚も撮り続けて、たまたま運良く頭が上下にブレないで静止しているのが「成功写真」って感じです。

走る時に頭を上下に大きく振る犬もいれば、あまり頭を振らない犬もいます。うちの場合ですと、ドーベルマンのサラは頭を大きく振るのでシャッタースピードは早めにしないといけない。ラブラドールのりゅうの場合は頭をあまり振らないので、サラよりも遅いシャッタースピードでも撮れる時がある。
それでも毎回同じ犬を撮り続けているから、そこそこ撮れるのだろうけど、毎回違う犬だったら、たぶんお手上げです。

ABOUTこの記事をかいた人

ドッグフォトグラファー 八木橋 一男  神奈川・静岡・山梨での犬と泊まれる宿での犬の撮影を経て、飛行犬グループに加入。これまで、約4,000頭の犬を撮影。’14年BS日テレ「わんニャン倶楽部」’15年日テレ「シューイチ」に出演。