前回、前々回は午後3時の曇りで、EV値で言うと10~11EVでの撮影でしたが、今回は日没前30~10分で、EV値で言うと6~8EVと暗めの時の撮影になります。
夕方の逆光で犬を写せば、犬の輪郭が浮き出てなかなか良い雰囲気。
日没前30分くらいだと日中の明るい時と比べて、AFが合わなかったり迷ったりする感じではありませんでした。AFの追従も良好。
日没前10分くらいになると、AFが合うのが遅くなり、連写のスピードも落ちて来ました。PENTAX K-xの連写は、フォーカス優先なのかな? 詳しい仕様が不明のため断言はできないのですが、たぶんそんな感じです。一部の一眼レフに付いている、連写モードでのフォーカス優先・レリーズ優先の切り替えは出来ません。エントリークラスのカメラなので、そんなものだと思います。
暗くなると、連写スピードは落ちますが、ピント自体はほとんどの写真で合っていました。
高感度に強く、ISO1600までなら無問題。ISO3200でもややノイズが出るのですが、個人的には許容範囲なので夕方の撮影もやりやすい。
AF関連で、このカメラの注意点は、スーパーインポーズがありません。ファインダーの覗いて、ピントが合ったら赤く光るやつです。昔、ミノルタのα7000を使っていたのですが、それ以来のスーパーインポーズ無しのカメラです。
個人的には、このように犬を撮るときは、「ピピッ」って鳴る合焦音とスーパーインポーズは気が散るのでoffにするのですが、スーパーインポーズを使うときもありますので、「スーパーインポーズが無いのはどうかな?」と思っていましたが、案外慣れるものです。
AFモードがいくつかあるのですが、スーパーインポーズが無いため安心して使えるのは、中央1点かオート5点(中央5点)で、AFエリアを自分で選択して使う撮影スタイルの人には向きません。
連写速度は4.7コマ/秒なのですが、AF時は少し遅くなります。それでもエントリークラスとしては速い部類になると思いますが、レリーズタイムラグはちょっと遅めで、簡易測定でですが100ms前後じゃないかと思われます。
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