PENTAX K-xのレリーズブラケット作成

星空と熱海港

DA10-17mm FISH-EYE(10mmF4) ISO800 30sec 276枚(138min)コンポジット

PENTAX K-xの自作レリーズブラケット

PENTAX K-x はエントリークラスのカメラなので、色々と機能が省かれているわけですが、私が一番困るのはレリーズ端子が無いことです。連写モードでケーブルスイッチをロックさせたり、レリーズタイマースイッチでインターバル撮影をしたりするのですが、レリーズ端子が無いために出来ません。

連写モードでレリーズをロックして、延々と撮り続けることが多いので、レリーズブラケット探しました。エツミやビクセンにレリーズブラケットはあったのですが、コンパクトデジカメ向けなのか、ちょっとサイズが小さい。
連写で延々と撮り続ける時はカメラに外部電源を付けるので、大きさに余裕がある方が良い。三脚での長時間撮影になるので、しっかりと三脚に取付けられる構造が良い。理想のレリーズブラケットが無かったので、エツミのストロボアジャスタープロDXというストロボブラケットを改造して作りました。

1枚目の写真は、自作のレリーズブラケットを使って撮影しました。

PENTAX K-x レリーズブラケット作成
  1. エツミのストロボアジャスタープロDXです。本来の使い方はストロボブラケットとして使います。このブラケットを選んだ理由は、大きさに余裕があること。ブラケットに三脚用のネジ穴が開いてる(自作で三脚用の特殊ネジ穴を切るのは困難)ことです。
  2. ブラケットは5mm厚のアルミ製。ディスクグラインダーで切断しましたが、加工しやすいアルミなので金切りノコでも簡単に切れます。
  3. ブラケットにレリーズロック用のネジ穴を開けます。3.2mmのドリルで穴を開けて、4mmのタップでネジ切りました。
  4. レリーズロック用のネジは、手回しできるようにローレット(つまみ)ネジを使用。シャッターボタンが傷付かないようにビニールキャップを付けています。ビニールキャップは写真のようなS字の金具から取りました。

丈夫でガッチリしているので使い勝手は良いです。

ABOUTこの記事をかいた人

ドッグフォトグラファー 八木橋 一男  神奈川・静岡・山梨での犬と泊まれる宿での犬の撮影を経て、飛行犬グループに加入。これまで、約4,000頭の犬を撮影。’14年BS日テレ「わんニャン倶楽部」’15年日テレ「シューイチ」に出演。