水族館最強のレンズ

三津シーパラダイスに行って来ました。

水中写真を10年以上やって来て、水中撮影に関してはわかってるつもりですが、似たような分野の水槽の写真は、からっきしダメでした・・:oops:
今まで何回も水族館に行ってるのですが、うまく写真が撮れた事がありません。 😀

今まで、ロクな写真が撮れなかった水槽の写真ですが、ダメもとでDA FISH-EYE 10-17mm(魚眼レンズ)を使ってみれば、これが大ヒット! 😮
クッキリした写真が撮れるようになりました。 🙂

水中写真と同じで、水槽の写真もいかに被写体に寄るかが重要ですね。
DA FISH-EYE 10-17mmの最短撮影距離は、レンズの前面から25mmなので、水槽の厚みを考えれば、水槽の最前面の魚でもピントを合わせる事ができます。

被写体がぼやける原因の水の層を薄くするために、魚が水槽の前面に来るまで待って撮影するようにしました。
やっぱり、レンズと魚との距離が近いほどクッキリ写す事ができます。

今回は、DA FISH-EYE 10-17mmの10mm側ばかり使っています。
10mm側だと対角魚眼になるのですが、水の屈折率は空気の屈折率と違うために、水槽で魚眼レンズを使うと、かなり画角が狭くなるようです。
なので、魚を撮るのにちょうど良い感じになります。
もうちょっとアップにしたいと思えば、ズームでアップも出来るので、このレンズは水族館最強のレンズと言っても過言ではないでしょう。 :pint:

5 件のコメント

  • ジローさん、こんばんは!
    魚を魚眼で撮る!
    思いつきもしませんでした。
    魚が表情あるように見えて楽しいですね♪
    特に口元が可愛いの♪
    ん~~、やっぱりこのレンズ欲しいなぁ。

  • >demizoさん
    ああ、肝心の撮り方を書いてなかったですね~。:oops:
    ISOを3,200に設定してます。かなりの高感度です。
    シャッタースピードを1/45~1/60秒以上になるように絞りを調節します。
    ストロボは水族館では使えないです。
    ストロボが使えるなら、もっと良い写真が撮れるはず。
    あと、水槽の表面の反射を防ぐために、水槽にレンズを密着させてます。

    >dinosauroidさん
    私も、水槽には魚眼レンズは画角が広すぎて使えないと、勝手に決め付けていました。
    このエントリーの写真は、上や下向きに角度を付けた写真が多いために、ケラレが出ています。
    レンズを水槽に完全に密着すれば、ケラレはでませんでした。(1枚目の写真)

    >オラさん
    ありがとうございます。 🙂
    少し特殊なレンズですが、このレンズじゃないと出来ない世界があります。
    発売が待ち遠しいですね~。9月上旬発売だそうです。

    >noaさん
    魚眼に魚は合うのですよ~。
    水中写真の世界も、魚眼レンズはポピュラーなレンズです。
    魚眼でも近づけば、これだけアップで撮れます。
    なかなか面白いレンズですよ。 🙂

  • ABOUTこの記事をかいた人

    ドッグフォトグラファー 八木橋 一男  神奈川・静岡・山梨での犬と泊まれる宿での犬の撮影を経て、飛行犬グループに加入。これまで、約4,000頭の犬を撮影。’14年BS日テレ「わんニャン倶楽部」’15年日テレ「シューイチ」に出演。