DMC-FX01のマリンケース

LUMIX DMC-FX01のマリンケース、DMW-MCFX01を買いました。

上の写真は、ウマズラカワハギと水遊びしてる子供。

LUMIX DMC-FX01を購入する前から、マリンケース購入を考えて機種選びをやりました。

空気と水では屈折率が変わり、画角が変化します。 水中に入れると画角が狭くなります。
防水カメラのPENTAX Optio W10あたりが、マリンケースも必要無いし購入候補にもなりましたが、広角側が38mmで、水中に入れると50mmくらいになり、さすがに広い画角が50mmじゃ使えないと思い、少しでも広角側が広く、マリンケースがあるLUMIX DMC-FX01を選びました。

広角28mmが売りのLUMIX DMC-FX01でも、水中に入れると約36mmになり、広角とは言えないくらいの画角になりますが・・・:oops:

水中写真は、100%接写の世界です。
陸上だと、濃霧でもない限り2m先の被写体を写すのに何の問題もありませんが、水中ですと、2m先は見えない事もありますし、きれいな水の中でも2mも離れれば、被写体がボンヤリとしか見えません。
そんな理由で、少しでも被写体に近づかなければなりません。
できれば、被写体との距離は0.5m以内にしたいところです。

上の写真は泳いでるラブラドールのりゅうですが、犬の全身を入れると、1mくらい離れなければならず、写真がボヤっとします。 🙁
犬やイルカ撮りには、INONのコンバージョンレンズが必要かも。

カゴカキダイ。
このくらいの小魚を写すには、ちょうど良いかな? 🙂

手持ちの水中ストロボを着けてみました。 🙂
耐圧40mだし、これならスクーバでも使えるかな?
FX01は、マニュアルで絞りの設定が出来ないので、ストロボの明るさの調整がやりにくいのがネックです。

このマリンケースは、カメラの操作が水中でもフルに出き、良く出来てるのですが、シャッターのバネが強すぎて、シャッターが押しづらいです。
40mの耐圧を想定してるのでしょうが、ちょっと重すぎ、軽いバネに変えた方が良さそう。
軽いバネに変えると、時々勝手にシャッターが切れる時があるけど、デジカメだから問題ないでしょう。

サーフや水深が1m以内の、ストロボが必要ない場所で使うには、手軽で良いカメラかもしれません。
ストロボを常用するスクーバじゃ、荷が重そうだな~。

前に使っていた水中カメラがNIKONOS RSだったので、辛口批評になりましたね・・ 😕

  : 青文字は、35mmフィルムカメラに換算した焦点距離です。

ABOUTこの記事をかいた人

ドッグフォトグラファー 八木橋 一男  神奈川・静岡・山梨での犬と泊まれる宿での犬の撮影を経て、飛行犬グループに加入。これまで、約4,000頭の犬を撮影。’14年BS日テレ「わんニャン倶楽部」’15年日テレ「シューイチ」に出演。