絶対少年再考

もう先週の日曜日の話になるのですが、2011年9月4日静岡市のグランシップで開催された、日本SF大会で「絶対少年再考」というパネルが開催されました。

絶対少年は2005年にNHK BS2で放映されていたアニメで、私が住んでいる南箱根ダイヤランドがアニメの中ではエメラルドランド、南箱根ダイヤランドの下にある丹那が神凪(かんなぎ)町田菜(たな)という設定で、アニメ中の風景が、実際の風景とかなり似ていたため、個人的にはとても印象に残るアニメでした。

私が過去に絶対少年の舞台を追ったエントリーです

もう、懐かしいアニメになり「パネルなんて、なんでいまさら」という気もするのですが、静岡で日本SF大会が開催されて、絶対少年が静岡にゆかりが深いアニメだからだそうです。

プロジェクターで絶対少年の第一話の試写会。
大画面はいいですね、何回も見てるのですが大画面で見ると引き込まれます!

絶対少年の望月智充監督と脚本の伊藤和典氏が当時を振り返って、色々と話をしてくれました。

静岡でのパネルだからか、第一部の丹那の話題が多かった。
丹那をモデルに選んだ理由は、熱海に住んでいる伊藤氏が三島に出かけるときに、熱函道路から見下ろす丹那盆地が「何かありそうだ、何か潜んでいそうだ」という雰囲気があったから選んだそうです。ご当地ソングやご当地映画があるように、ご当地アニメがあってもいいじゃないかとも言ってました。それと都心から近い田舎なので、アニメ制作上都合がよかったそうです。
丹那という田舎が舞台なので地味に徹したそうで、派手な原色は一切排除し、アニメ声のようなオーバーな声優の声も禁止令を出したそうです。地味な中に、いろんなものを詰め込んでみたいなイメージで制作したらしい。
丹那でのロケハンの事を聞かれると、丹那盆地自体が狭いので半日で済んでロケハンというほどのレベルではなかったとのこと。実際丹那盆地は箱庭的な小さな盆地です。

第二部の横浜に関しては、脚本の伊藤氏が「筆が進まなく遅れてしまった」くらいで、あまり多くは話題がでませんでした。

第三部は存在しないのですが、終始「第三部は劇場版で!」てのを合い言葉のように発言していました。

1時間くらい色々と当時の事を語ってくださったのですが、私が多忙でパネルから時間が空いてしまったので、書けるほど記憶がありません・・・

もうすぐ、9月20日に絶対少年のお買得なDVDBOXが発売されるそうです。
丹那盆地を知っている人は、地味に徹した独特な雰囲気が丹那盆地の風景にマッチしたアニメですので、ぜひ買いましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

ドッグフォトグラファー 八木橋 一男  神奈川・静岡・山梨での犬と泊まれる宿での犬の撮影を経て、飛行犬グループに加入。これまで、約4,000頭の犬を撮影。’14年BS日テレ「わんニャン倶楽部」’15年日テレ「シューイチ」に出演。