この日、モリアオガエルは数箇所で産卵をしていました。
メスにおんぶされてるだけの、存在感が薄いオスが、ここではよく働いてました。
メスが卵を産んでる時に、メスの上に乗ったオスが後ろ足をバタバタ動かして、卵を泡立てていました。
産卵は1ペアで行うのじゃなく、数ペア集まっての共同作業でやってました。
他のモリアオガエルを呼び込むためなのか、産卵作業中のモリアオガエルが盛んに鳴いていました。
上の写真は、数匹のオスが一生懸命に泡まみれになりながら、泡立てをやっています。
木の枝にとまっているのはオスです。
泡立て要員として待機しているのでしょうか? 😕
今回、モリアオガエルを観にいって、TVのドキュメンタリー番組でしか見れない場面を、目の当たりに見れて、とても貴重な体験ができました。
TVでは伝わらないのは、モリアオガエルの大きさです。
モリアオガエルの手に吸盤がついていて、アマガエルみたいな体色をしてるせいか、アマガエルの仲間だと思い、小さなカエルだと想像していました。
なので、最初にモリアオガエルを見た時は、大きさにビックリしました。
あと、モリアオガエルは人を警戒しないで、動きものんびりしています。
カエルは人を見ると、すばしっこく逃げるイメージがあったのですが、モリアオガエルは逃げずに止まってる時間が多いカエルです。
捕まえようと思えば、簡単に捕まえられるのですが、静岡県では、県の天然記念物に指定されてるので採集は禁止されてます。
くれぐれも、持ち帰る事がないようにしましょう。
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